庭があると息抜きがある

ウチの宿には庭があります。
どこにでもあるといえばあるような
そうでもないような感じの庭です。

廊下から眺めることができる庭なんですが
この庭は親父さんの手作りというか
本業そっちのけで庭師のお手伝いを
したのですが(^^;
庭に巨石が組んであり、
あちこちに松やらツゲやらツツジやらが植えてあり
あまりすっきりはしてない印象です。


昔は親父さんが鯉を飼っていて(昔、鯉ブームがあった)
そのブームが去って、やがてそこをつぶして土を入れて
そこに人が憩えるくらいのスペースができたのです。

で、そのスペースをどうしようかということで
ダイカンドラ(丈が5㎝未満の植物で芝生の代わり、
3~4センチの丸い葉っぱがかわいい)
という植物を植えてなんとか格好をつけました。

ダイカンドラは雑草が生えないということでしたが、
チョコチョコ雑草も生えてきて
時々草抜きに励んでおります。

しかし、庭というのは生き物ですから
手入れが定期的に必要です。

冬の間は大丈夫なのですが(全くと言っていいほど成長しない)
春の芽吹きから夏にかけては、気温も高くなり
手入れが追いつかないくらい木々や草花が生い茂り
あっという間にボーボーになります。

なので毎日のように手がかかり、
煩雑でもあり愛おしくもあり
なんだか複雑な気持ちにもなったりします。

でもお客さんも、この庭に癒されるのだろうと
思うと、余計に世話する力が入りますね(^^)

どうぞ癒されますように・・・